遺言

ちらしのうら

消えたい。と、思ったんだ。

身体がふわふわして、ここがどこかわからない。つまさきは遠く、ひんやりとしている。

もうふのなかでふわふわ微睡んでいると、ふと、あの人にどうしても伝えたいことを、伝えなければ。と、思った。分からない。きもちわるいとおもわれるかもしれない。ブロックされる…かも…それは、こわいな…でも、なんとなく、伝えたい、伝えなければ、と思ったんだ…。