遺言

ちらしのうら

懺悔

あっちのサーバーがメンテナンス中で、でもなんだか書きたかったのでこっちに。

 

私のこころは、半分、天国に旅立つあの子が寂しくないようにと、あげてしまった。というか、押し付けた。全くエゴと我儘に塗れたきれいごとを、それでも、少しでもきみをあっためてくれたらいいなと思って、取り付けた、約束

もしちゃんとあの子について行ってくれたなら、いや、ついて逝っただろう。と、信じている。だって、そうでなければ私のこころが、死んでしまうような気がして、耐えられなかった。きみが、あんなに、つらいだろうに、それでも生きてほしいなどと望んだのは私の我儘でしか無かったから。せめてもの償いに出来ること、も、私にはそれしかなかった。そして今の現状がその所為であるなら、私は喜ぶべきなのだろう。元気はあるのに抜け落ちた生気を、その所為にして、ああもうすぐきみのところに。なんて、きみは、喜んでくれるか。何一つ我儘を言わなかったきみが、早く来いと呼ぶなら、私は何を擲ってでも会いに行くだろう。その責任が、私にはあるのだから。でもきみがそんなの望んでない、望んでいなかったと言うのならば、私はどうしたらいい?こんなふうにして、結局遠回しにきみの所為にして自分を赦そうとする汚い私を、きみは、赦してくれるか。

いいや、そんなものは。エゴと我儘のいいわけを並べるよりも、こころが何等分されようが、欠けようが、私は私を生き抜くしかないのだ。きみがどんなに辛くても最後の最後まで息をしたように、私もそうするしかない。そしてきみにもう一度会えた時、あんなことしてふざけるな、と罵られても、死にたいほど辛かったと泣かれても、その仕打ちを赦さないと突き放されたとして、私はごめんね、それでも愛していた。と、言う他ないのだから