遺言

ちらしのうら

じぶん

分かる、分かる。心配されていることも

愛されていることも

大事にされていることも

自覚がある

だから生きなくてはいけないことも

分かっている

ちゃんと分かっているんだよ

責任が全てでないこと、責任転嫁じゃないこと、免れるために保護されているのが全てではないこと

 

私を生かしているのは私だけではない

私を許すのは私だけではない

私が幾ら儘ならなくても赦してくれる

そういう人は幸運なことに、居てくれて、

迷惑をかけていて、それでもいいと言ってくれる

有り難い事だ、と思う。分かっている、

分かった上で私を生かしているのは彼等だけではないのだと、

私が生きているのは責任感だけではなく

私のこころ、からだ

私、彼、生き残ったわたし かつての私

運、世界、かみさま?、いろんな人たち、縁

全ての意志

であること

私がわたしで在れること

なんて幸いなことだろう、嬉しくて涙が出る

だって、私がどうなろうが私は私であるのだ

そしてそれを受け入れるつもりでいる

受け入れ拒否しても流れには逆らえない、

それでも私は私を受け入れたい。

後悔してもここに来たことを赦したい

それを選び取った私を赦したい

選ばざるを得なかったとしても、

悔やんでも恨むことはしたくない。

そしていつか過去に眠ることになっても、私が今までの私を赦したように許して欲しい

理解してくれなくていいから受け入れて。

 

…どうなるかは分からないということ。

だけど私は私を終わらせたくて泣いている訳では無くて

私は私を繋げたい 許されたい私も、赦してきた私も、ちゃんとただしかったと、そう思えるように、思ってもらえるように、繋げていきたい

そこにあるのは死じゃない、諦めている訳じゃない。

ただただ、有り難い事には間違いなくて、泣けてしまう。

だからありがとう、とは、言うし、思う。

生きていくのはたいへんだけど、生きていて良かったな、と思う。それにこれから先も良いに決まっている。だって生きているんだから

どんな偉人にも、黴にも等しく与えられた生という幸運と、死という不幸。その流れに在り、生きている。その流れの織り成す美しい世界の中で生きている。…やっぱり幸せだ、と思う。いくつかの不運はあれど、ここに居られることを、幸せに思う

 

 

思うんだ、けどな、

不安にさせないようにする為に瀉血すれば怒られるので、しょうがなく切って誤魔化しますよ。夢の中で腕切ってた起きる。包帯巻いてある。嘘おーとまた、起きる。夢。あれ?ほんと?どっち?

分かんないくらい繰り返して分かる

傷、あるぅ…

 

微妙に脂肪組織こんにちわ