遺言

ちらしのうら

煮詰めて焦げた砂糖水

精神科医を信用してないし、心理士も信用していない。看護師も信用ならないし…精神科だけじゃなく医者が信じられない。医者だけじゃなく人間が信じられない!…そんな中で、私は私という存在を知ることが出来て、本当に救われたと思う。じゃなければ、ずっと独りで…1人で?癒さなくていい。何も無くていい。期待など無ければ、この世界は平和に回る 少なくとも私の捉える世界は、いつだってうつくしさを湛えてきらきらと光っている。そこには、ただいのちだけが在る

ひとりはさみしい 出来るなら、先生の言ったように、成りたいと、思う…でも、分からない。よわい私では、すぐに折れてしまいそうになる 私はひとりでいる時が、一番、誰の迷惑にもならず、自分を律し、つよく生きていけるのだ、と思う。

私は私のことを、本当は、嫌いで憎んで恨んで居ることを理解している。必要ないということも だけどそれを口にしてしまえば忽ちに…私というものが成り立たなくなってしまう 私が成り立たなくなった時、在るのは不明瞭な不快と不安と虚無 ぼうとそこに呑まれて居るだけで時間は過ぎて、責任はやってきて…何もかもを赦す私が、許してくれる私が良いよ、と 何もかもを優しくくるんで だから全てひっくるめて愛している。その一言で。

 

Bluetoothは水中でも効果があるの?

意識をなくす最後まで聴いていたい曲がある

今、しか無い。今だけ。今、彼が許してくれるから生きている 彼は一緒に死んでくれると言う。当然私達は一緒に死んでいくのだから、何と言おうと最期は同じだろうけれど、でも、ちがう。そう言ってくれることこそ愛なんだ…

未来なんて。これから、なんて。いつか、なんて。

 

誰かの役に立ちたい。救いたい。認めて欲しい。私を…私を、私を!その気持ちは極く普通の感情だと思う、その為に生きることは素晴らしい。私がこうしてこの曲に救われた様に、誰かがこの歌に救われた様に、あなたが作った歌に、今もこうして…。あなたが死んだら泣く、と思う。でも、あなたを知らなかったら、私は、あなたが死んでもきっと泣かない。あなたを必要としているのは、あなたを知っている私だけ。だから…私を知っている人がいなくなったら…いなくなっても…私は、困らない 私は私に必要とされて、私だけが私を許すから。コートを着ていてもふるえる寒い夜の下、この身だけで朝を待つ 寒いという心地はそのうちにわからなくなって、生きている心地は無くとも生きて居ることを知る その瞬間には私しかいない