遺言

ちらしのうら

こんなに醜くて綺麗な

愛しているの反対は、厭という感情かもしれない…だけどそれさえも、愛しているで片付く。私はそう思う

優しくすることだけがそうではない

可愛がることだけがそうではない

抱きしめることだけがそうではない

きっと、ああやって言ったのも、許されなかったのも、愛されていたからなんだ

私は愛されていた。そして、家族を愛している

世界を愛している。この世を、ひとを、

ゆめもうつつも