遺言

ちらしのうら

しあわせになりたい

謝りたい事が沢山ある 勢いに任せて傷つけた今更取り返せない言葉

今更無かったことには出来ない傷痕

助けて欲しい

どうしたらいいのか分からないから

罰なんだ これが罪なんだ、誰も悪く無いなら誰を怨むことも出来ない それでも諦めるために悪を定める必要があって

殺す必要があって

 

いい加減、「死にたい死んだ方がいい」なんて幻想を抱くのをやめろ

生きることこそ罰だ、当然だろ

生きて苦しめ

 

それでもあの人が…唯一縋りたいと思えるあの人が、あの子が助けてと言った言葉が…諦めるしかない程時が経つまでは、信じたい…

駄目だろうが救われようが死ぬまで生きるだけ

それは変わらないのだから、

知らなければ知らないですんだよすが

それでも知ってしまった

助けてなんて言えるわけないのに、あの子は言った

あの子こそが、私が返すべき私で

そうなら従う

神様よ 助けてください。助けてくれたらもー神様のせいにしないよ。あの子を殺した神様、どうか