遺言

ちらしのうら

縋るいと

「本人はもう来ないというかもしれません」と言ったってことは、先生ももう来て欲しくないってことなんだろーか?とか、よく分かんないけど、もやもや。診る価値(というと語弊がある?)が無いのかもなー。とか…

「直したい」と思う人が行くところ。それが病院なら、私は通院したい、という気持ちがあるのだと思う。でも、「生きたい人」こそが行くべきところ、なら、私には行く権利がない。…ほんとうは生きたい。やりたいことだって、ある、んだ、でも、やれない、出来ない…気力がない。何だかわからないけどつらい、消えたい…消えた方がいい。消えるべき。死んでしまえ…素直に「生きたい」と言い切ることができない。死にたい気持ちの方が、不本意だけど、こんなの嫌だけど、認めたくないけど優っている ほんとうは私自身を大切にしたいのに傷つけることでしか大切にできない、みたい、にてる。

辞めたいけど止められない、逃げたいけど逃げられない 愛したいけど傷つけてしまう。…そうやってしか、生きられないのかな、ダメなのかな。薬を処方されなければ、当然飲むことはできなくて、そうしたら先生は満足なんだろうか…。私は、そうされるのは、いいんだ。辞めたいのは嘘じゃないから。でも、でもほんとうにダメだと思った時、私はきっとどうやってでもそれを手に入れる。そうして守って来た…そうじゃなければ耐えられなかったから

一番失いたくないものと引き換えに生き抜いて来た それは間違っている。解るよ、解ってるよ

腕を切るのも辞めた方がいい、解ってる。でもこうするしか、分からないよ 先生の言ってることはただしい。でもそれが出来たなら、こんな風にもならなかったし、こんな所に来ることもなかったんだ

 

うまく、言えないな。