傷だらけのきみは母の様
2019年になりましたね。10年目のバースデイは死ぬ事なく無事終えることができました。良かった良かった。グダグダ、ガタガタでしたけど。
ちょうどこの腕のように。2008年に始まり、一生忘れられない、埋もれることのない大きな傷が、2018年にもできました。
私は私を忘れません。私を忘れないでいてくれる人が、私以外に何人いるか、時々気になります。どうでもいいけれど
そう言えば昨日はいとこと飲み会でした。一生懸命生きるいとこはきれい。幸福の中で生きる彼女はうつくしい
優しい彼女は、今でもこうして私のままごとに付き合ってくれます。お酒なしにはできなくなってしまったけれど、散歩で行った宵の公園で、ブランコを漕いで、なんでもないことを笑いあう
怪我をしても平気だよと笑ってくれる彼女はまぶしい。私はいつでも悪餓鬼で、きみはいつもこうして宥めてくれていたのね
そんなことを思い出す新年会でした
現在の左腕。ほんの少し、この間から増えました。でもちゃんとテープで閉じていたので、ぱっくり傷でも線のような痕しか残りません
治りは早いけど、少しさみしい
いつかの私が追悼してくれるから今を生きることができる。いつか追悼してくれなくなるとしたら、私は、なんのために、誰のために生きればいいのだろ
私を想ってください。忘れないで。思い出して。そうでなければ生きられない