遺言

ちらしのうら

いつでも枕元に赤いタオル

を、置いておきたい(タイトル)

止血するのが面倒なので、そこには左腕をはさんだまま眠りたい。すっげー面倒くさい。止血。赤いタオルでなくても私は気にしないけど家の人は気にするみたいなので、赤、もしくは黒、茶など濃色。がいいな…

 

活動レベルが高い時と低い時の落差が激しすぎる、と、ふと、起きてからしばしぼーっとしながら考える。高い時はいつも仕事のことを考えていて寝るのも惜しく常に机に向かってたい。手を動かしたい。世界がそれを中心に周り、なにもかも楽しい。ぎらぎらしている。ぎゅーん!って感じ。マグロみたい。止まったら死ぬ。低い時はあったかいお茶を、陽の当たる窓辺でゆったり飲みたい。生物すべてが、世界がきらきらして見えて、生きていることがすばらしく、とうとい。世界のながれに溶け込んで、ながされるまま、ゆらゆらふわふわくらげみたいに息をする。

でもデパケンは飲みたくない。世界のきらきらが遠くなってつらい。悪い波も緩和されるのだと思うけど、私は、このままでいたくて、だからもう飲みたくない。飲まない。そして出来れば、いつでもマグロでいたい。マグロの時は、社会の輪の中…とまでは行かなくとも、みんなの近くに居られて、たのしい。くらげの時は、自然の近くにいる。けものとして生きていると思う。社会とは全く正反対の、とおいとおい、だけど暗くもなくて、やわらかな木漏れ日のなか。しあわせ、だと思う。だけどときどきすごく寂しい。

 

…私はどうなりたいんだろうな。自分でもわからない。医者にかかるのはやだって思ってた。だから通院をやめた。調子が良くなって、バイトを始めて、課題も忙しかったから辞めた。そこからゆるゆる、それでもなんとかここまでやって来て、そうしたら、しゅ~って空気が抜けたみたいに何も手につかなくなって、結局病院に行くようになって…ひとりでも、やって行けるようになりたい。多分これからも誰かと上手くやれることはない気がするから。ともだちはいなくていいから、その代わり自分のことを自分でしっかりやれるようになりたい。さみしいと思いたくない。さみしいと思うのは、だれかとかかわるからで…ならずっとひとりきりがいい

 

そう思っているなら、カウンセリングを受ける必要もない、ような。先生はうまくやれる方法を見つけられたらいいねと言ったけど、それはあくまで希望の話で、私には到底無理だと思う。感情調節が上手くできないのが私の障害らしいけど、私としては、漠然とした不安の解消と、無気力状態さえなんとか攻略できればそれだけでいいかな~…って…ああ、これが私の目指すべき姿なのかな…?

 

こういうところでつらつら書いていることを、ちゃんと伝えられたらいいのだけど、なかなか言葉にするのは難しくて、もう、ここを見てくれ!って感じだ~!!

 

(:3_ヽ)_