遺言

ちらしのうら

※最後に自傷写真あり/世界がうつくしいわけ

彼が冷たくなっていくのは寂しかった。でも今はこうして新しいいのちに囲まれて、その寂しさは常にあるわけではなくなって。時々思い出す、なんてあたたかい過去にするつもりはないけれど、彼がいなくなってついた傷が治らないように抉っても、いつの間にか乾いて瘡蓋になっていく。彼のことを忘れたりしない。彼はいままでもこれからも私の大切な子。でも、幼いこの子達も私の大切な家族。どれもなににも代えることは出来ない。それでも、癒されていくのは、仕方がない、のかもしれない

いのちは、いつか世界に還っていく、けれど、新しく生まれてくるいのちで、いつも世界は満たされている。たかが私ひとりが希死念慮に追われて死んだって、新しいいのちで、世界は賑やかにうつくしくかがやく。

せっかく人間に生まれたのだから、人の為になることをして生きてもいいと思うし、せっかく世界に生まれてきたのだから、世界を救ってもいいと思うし、生物として、息をして、食べて、寝て、最期まで必死に生きることも、等しくすばらしいことだと思う。人は人らしく人を生かし、人を殺し、それでもいのちは絶えることなんてない。人は誰かに食べられて終わることはほとんどないけれど、埋めても燃やしてもいつかは世界に生きるいのちに消化されてまた新たないのちに変わる。

私はこの、いのちに溢れた世界が大好き。ひとつひとつのいのちが夏の海のようにきらきらとかがやいている。生きている。生きているから、こんなにきれい。それを教えてくれたのは世界に還っていった彼だった。その彼が遺した傷を癒すのは新しいいのちで…世界は環であることを、知る。朝が来て夜が来る。その間を、暁と宵が繋ぐ、同じく生と死が環になって、悲しみと喜びは環になって。止まることはできないけれど、またここに戻って来ることができる。やり直しはできないけれど、その先には同じように喜びがある それならば、きっと、どれだけ苦しくても大丈夫な筈だ…って、彼は、

「にゃー」と、私にはわからない言葉で、いっしょうけんめい、私に教えてくれた!

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突然ですが以下傷の写真あり。

 

昨日起きたら何故か下着一枚のパンツ一枚だったので、ジャージに着替えたのだけど、左腕から臭う血腥さ…ベッドも同様に。じしょらーの皆様は血に汚れた布類はすぐ変えますか?それともどうせまたすぐ汚れるのだから汚れてないものと同様の期間でお洗濯?

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あんまり酷い傷はないように見えますが出血は結構したみたい?です。多分真ん中のかなぁ

右下の閉じてあるやつが見た目は一番派手でした。もう開きそうなところがない!/(^o^)\

 

なるべくケロイドにならないようにしたらもっといつまでも切れ味の良い腕でいられたのかも知れません…右腕も上の方なら切ってもいい気がするけど、如何せん止められているし監視付きの生活…(:3_ヽ)_どうして止めるのかなあ?やっぱりみんな私を拘束してでも生かしたいのかな?(すっとぼけ)

ああもうやだ\(^o^)/早く働いてひとりで生活したいのですが、一人暮らし始めたらその日のうちに死にそうな予感が…するんだ…働くのは嫌じゃないけど、生きていく気力がほぼゼロと言うくらいない…自分が「よし、死のう!」と思わなくても、死ぬことって、あると思うんですよ…こうして知らない間に腕を切っている様に、知らない間に首吊ったり飛び降りたり、とか…???

腕を切ってるのは趣味でも何でもない(と言いきれない節もある)けれど、きっと「死ぬのだけは避けないと」みたいな葛藤があったんじゃないかな~?とか、「朝だ…」とただ普通に生きてごく普通に迎えられる朝がどれだけ貴いか分かるので、みんなが「自傷やめろ!」と迫る理由が本当はよく分かりません。死んでしまったらごめんね。それは‪もう事故のような気がする。それよりも、今一生懸命生きている私を見ては、くれませんか、

 

それから唐突に三年前の春の写真。春だから…

上のに比べると非常に几帳面な傷だと思います。この時も、とにかく消えたくてたまらなくて、毎晩毎晩切るのに明け暮れて、あと、今は片付けが面倒なのでタオルの上で水溜りを作るけれど、この時は垂れ流しスタイルだった。時々ちだまりつくりたくなるけれど、やっぱりお布団の中でぬくぬくと着るのが楽ですねっ

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