遺言

ちらしのうら

また、どこかで

同じように朝を迎えて

同じように1日を過ごし

同じように夜を迎えて

同じように眠りに就く

だけど想うことが同じということはなくて

でも、幸せだといい 穏やかだといい 何もなくても、何があっても

あの人が居なくなっても、私は知ることは無い、と思うけれど、どこかで、生きていてほしい と願う

そう書いた日に死にかけた私がそんなことを言っても、ね

ひとのいのちははかない。いつまでも在る、そんな当然のものでは無いんだ だから生きていてくれてありがとう、と、言いたくなる し、言う。

あなたの今日が、安らかなものでありますように。好い1日でありますように。

生きていてくれて、有難う